付録

 

-人体の基本構造を取り戻す-

 

 スポーツ、武道をはじめ、ダンス、演劇等の身体パフォーマンスの向上に日々練習・修練されていながら、いまひとつ成績が伸びない、うまくならないと感じている方々が多くいます。
「身体能力の限界?」、そのような結論を出すには早すぎます。各種運動の世界は「身体バランス」について理解しているようで、実際は見落としていること、意識していないことが多々あります。
またそのバランスを取り戻す「方法-メソッド-」においても「生体」の設計に反した行為を行っていることがあります。
 「操体ボディクリエーション」は各種運動の世界が既に確立し発展させている「専門的」なトレーニングではなく、人間がヒト(動物)であるための根底となる身体構造・身体運用を取り戻すための「気づき」を提供します。そこには「奥義」も「極意」もありません。誰もが単純明快に「体感」でき、そして「体現」できるものです。そのメソッドとはただひとつ「操体-SOTAI-」です

主宰: 青木 武

 

    操体プラクティショナー
文部科学大臣認定 スポーツプログラマー

 

■操体の可能性■

 操体は臨床(治療)の世界、そして日々の健康維持(未病)に大きな成果をあげています。しかしながら確かに療法として体系化されてきた操体ですが、元来操体の二文字には「体を気持ちよく操る」という意味があり、そこには一貫して「バランスの良い動き」すなわち人体構造に則した「重心移動」の動きが求められています。
 操体は「歪体-わいたい-」から「正体-せいたい-」への整復のメソッドであり、さらに「正体」を維持していくメソッドです。そのプロセスの過程において誰もが体感することは「動きの改善」です。
 もともとは身体不調に悩んでいる人への操体でしたが、実際は「もっと身体能力を高めたい」という前向きな悩みを持っている人へより大きな成果をあげています。その理由は各種運動の世界の人達は当然のことながら「身体意識・身体感覚」が優れており、反応が早いためです。
 臨床の世界の「痛い・辛い」というような悩みと、運動の世界の「動きが悪い」というような悩みは身体の悩みという次元では同じです。操体は臨床で培われたメソッドをそのまま各種運動の世界に提供できます。

 

操体ボディクリエーションの理念■

 「気持ちよく直立しているか」…およそ運動されている人達は意識したことがないでしょう。
優れた身体パフォーマンスを体現するにはヒトとしてどれだけバランスよく立っているかで決まります。左右・前後、さらに長じて円の動きを体現するには「偏り」があっては成されません。また「偏り」は「居つき」にもなってしまいます。優れた身体パフォーマンスとは動きづらい方が無い様子です。
 まず体感することはしっかりと重力に馴染んだ身体を得ること、全てはそこから始まります。

 

■「快」の感覚■

 アスリートの世界で身体能力の改善・向上として有名なものに「PNF」があります。操体はよくこのPNFと混同されがちです。
 操体とPNFはまったく違います。様々な相違点がありますが、最も大きな違いは「快」の感覚です。 その感覚は本人のみ得られるものであり、よって操体においては「操者(補助)」と「本人(能動)」の関係となります。けっして「術者(能動)」と「本人(受動)」ではありません。
 また、「動き方」のカテゴリーもありません。「快」の感覚を通した動きには無形の流れが生じ、本人の「歪-わい-」の状況に応じた自由な身体表現が成されます。
 そして、当然のことながら「快」の感覚である以上、本人に無理な要求、苦しい動作の要求は皆無となります。

 

■息食動想+環■

 操体の最も大切な基本概念です。「呼吸」「食事」「動作」「精神活動」、これら4つは誰も肩代わりしてくれない自分自身の行為です。ヒトは皆これら4つの営みに「バランス」を持たせています。言い換えれば4つのうち1つでもバランスを損なうと「歪-わい-」の現象が起こります。とりわけ「動」と「想」はあたかも「ハード」と「ソフト」の関係にあります。身体動作の不具合を解剖学的のみに執着しても解決しない場合があるということであり、またモチベーションを保てない原因を心理学的のみに執着しても解決しない場合があるということです。
 各種運動の世界では4つをそれぞれ「呼吸法」「管理栄養学」「専門トレーニング」「メンタルトレーニング」に割り振って行うケースが多々あります。しかしながら操体では操体の持つ思想・哲学において総合的にヒトとして活動するための基本バランスとして受け止め、整復をもたらします。
 さらに見落としてはならない「外的要因」すなわち「環境」についても提言します。
先の4つのバランスをどれだけ保とうとしても環境が良くなければ意味がありません。またその「良くない」という状況も本人自身の問題なのか、環境そのものが問題なのかとなります。
  よって環境の改善、環境への適応能力を見直すことも必要となります。

 

■生まれ変わる■

 「文字」にして説明するとどうしても高尚な内容のようになってしまいます。実際はけっして難しい思想や教え、考えはありません。操体はリラックスの世界です。
 操体を体感して得たその結果に誰もが驚きます。 なぜなら「頑張る」ことなく「気楽」におこなった結果だからです。およそ体験した人はこういいます、「おもしろかった」と。
 たった1つの動作だけで思い悩んでいた不具合が改善されることもしばしばあります。
 操体に出会う前と後では必ず己自身の身体感覚、意識が変わります。是非一度体感されることを望んでいます。

 

●今まで来訪された人達の主な運動内容(アマ・プロ混同です)●

※武道(武術)の流派(式)につきましては省いています

空手道(フルコンタクト・伝統)、剣道、柔道、柔術(伝統・ブラジリアン)、兵法(剣術)、合気道、少林寺拳法、太極拳、通背拳、棒術、気功、ヨーガ、ボクシング、バレーボール、テニス、サッカー、新体操、スノーボード、サーフィン、卓球、野球、水泳、短距離走、棒高跳び、クラシックバレー、スポーツ(社交)ダンス、フラメンコダンス、パントマイム、フィットネス全般、演劇、トレーニング(筋力)、ジョギング、ウオーキング、スキー、モトクロスバイク、トレッキング、その他レクリエーション・軽スポーツetc

講習は「操体学苑」をご覧ください。

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